第52回全国植樹祭会場跡地右ウイング

第52回全国植樹祭記念式典が2001(平成13)年5月20日、「伝えたい 森のやさしさ あたたかさ」をテーマに須玉町(現北杜市)の瑞牆(みずがき)山山麓のメイン会場で、天皇・皇后(現在の上皇・上皇后)両陛下をお迎えして開かれました。山梨県内での植樹祭は1950(昭和25)年の第1回の甲府市以来51年ぶりでした。

天皇陛下が県木のイロハカエデやイチイ、ミズナラを、皇后陛下が県花のフジザクラやカラマツ、シラカバを丁寧に植えられました。また、特設のお手まき所に、ヒノキ、スギなどの種子をまかれました。

メイン会場の跡地は、「みずがき山自然公園」として整備されました。雲松園では、会場跡地右ウイング一般招待者席植栽工事を担当しました。このエリアは秩父多摩甲斐国立公園の特別地域に位置し、動植物の種類も豊富な地域です。秋には、シラカバやミズナラなどが鮮やかに色づきます。